『人事の人見』第5話考察&感想レビュー。新納慎也の絶妙な演技とは? “須永“がイラッとするのに憎めないワケ【ネタバレ】
text by ふくだりょうこ
松田元太(Travis Japan)が単独初主演を務める火9ドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)が、現在放送中。本作は“人事部”に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテイメント。さっそく、第5話のレビューをお届けする。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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バレたら即終了!須永(新納慎也)の一日人事部長?
いつもにも増して、ドタバタ劇である。
『日の出鉛筆』で行われたファミリーデー。社員の家族や地域の人々にもっと会社のことを知ってもらおうというイベントだ。
イベントの受付や案内で人事部の面々は大忙し。初回のカラオケ大会でも運営をしていたが、何かと仕事が多いようだ。
そんな中、須永(新納慎也)はある人物の姿を見て大慌て。それは元妻の田代綾子(智順)と娘の陽菜(小井圡菫玲)だった。人見(松田元太)は、別れたあとも家族がイベントに来てくれたことに「めっちゃいいじゃないですか!」と表情を輝かせる。
視聴者としても同感だが、須永としては会社に来られては困る事情があった。妻と娘は須永を人事部長だと思い込んでいるのだ。
正直に事情を話せばいいものを、今日一日のことだからと須永は人事部を巻き込んでウソをつき続けることに。当然のことながら事態は悪化していくぎかりで…。