「ついたウソほど自分を追い詰める」
なんだかんだ言いつつも、須永のウソに付き合い、走り回ることになる人事部。部自体は明らかに仲良くなっているようで、これはこれで微笑ましい。
しかし、何事もなく終わるはずがない。すぐにボロが出そうになるし、事情を知らない本物の部長・平田(鈴木保奈美)が登場すると場は混乱。
人見と森谷(桜井日奈子)は平田のことを「部長は部長でも社内にある部活の部長」という苦しいウソをつく羽目に。こういうウソは重ねれば重ねるほど辛くなっていくもの。
おまけに須永は『日の出鉛筆』のヒット商品のボールペン『シルキーボール』も自分が開発したのだと陽菜たちに話していた。妻や娘に良い格好をしたかったのだろうが、さすがに周りもあきれ顔だ。
これまでの須永といえば、真面目に仕事をしている様子もあまり見られなかったし、どちらかと言うと手より口を動かしているタイプだった。真面目に仕事に取り組んでいる人から見るとやはり少しイラッとしてしまいそうだ。