小笠原社長(小野武彦)の古い価値観が際立つ
男性の育児参加がどれだけ大切なものか、というのは未だに世の中に浸透していない。頭では理解していても、自分たちの世代での経験がどうしてもベースになってしまう。
人事部では平田や富樫(津和野諒)が「私たちの時代は…ね?」と苦笑いだ。それでも、富樫は3カ月の育児休暇を取っている。だからなのか、は分からないけれど、今回登場していた富樫の家族は何でも互いに話せる仲の良さがある。さりげない須永家との比較が印象的だった。
人見を中心に少しずつ変化している『日の出鉛筆』。それに比例して社長の古い価値観が際立つ。人見と小笠原社長の直接対決が楽しみになってきた。
【著者プロフィール:ふくだりょうこ】
大阪生まれ関東育ちのライター。
大学卒業後からライターとして活動、シナリオ制作やエンタメジャンルの記事を中心に執筆。
ドラマと邦画、ハイボールと小説が好き。
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