芙美子(山本舞香)との関係性に注目
また、第3話では海軍士官の妻の集まりである「花筏の会」が開催された。そこで、新キャラが登場! まず、会長の光子(筒井真理子)はちょっぴり面倒くさいところがある。
海軍の妻としての立ち居振る舞いに厳しく、なつ美にも「もっとチャキチャキ動けないの? そんなことでは、海軍士官の妻として、夫を支えることはできませんか!」と叱咤してくる。
そこで、助け舟として現れたのが、光子の姪でタイピストの芙美子(山本舞香)だ。彼女が、「その辺にしておきませんか?」と入ってだけで、光子は「仕方がないわねぇ」という感じで引き下がってくれる。
さらに、「たしかにゆっくりかもしれませんが、とても丁寧な作業をなさる方だとお見受けしましたよ」と言い、なつ美が用意した座布団がすべて正面が前になるように置かれていることなどを伝えてくれた。『いい人すぎるよ展』に登場する“いい人”を凝縮したようなキャラクターだ。
ちなみに、ドラマ公式サイトに掲載されている相関図のなかで、芙美子はなつ美の「友人」となっている。これから、どんどん仲が深まっていくのだろうか。現役のタイピストとして活躍するモダンガール・芙美子と、海軍士官の妻として夫を支えているなつ美。相反する生き方をしている2人が、どのように友情を育んでいくのかも、本作の見どころのひとつになりそうだ。
【著者プロフィール:菜本かな】
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
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