瀧内公美“黒井”の辛すぎる過去が明かされる…。NHK朝ドラ『あんぱん』黒井の芯が通った美しさに心を打たれたワケとは?

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第35話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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のぶの配属先は…?

連続テレビ小説『あんぱん』第7週 第35話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第7週 第35話 ©NHK

 ある日、黒井(瀧内公美)から、手紙の差出人「柳井嵩子」が偽名なのではと指摘され、男女関係を怪しまれるのぶ(今田美桜)。のぶは、嵩(北村匠海)の絵に救われたことを話すが、もう手紙がくることはないとうつむく。黒井は「あなたは、やっぱり弱い」と言い、結婚して子どもを産み育てる道もあると勧める。

 のぶは、黒井になぜ教師になったのかと聞く。黒井は、女子師範学校を卒業した後に嫁いだが、子どもができずに家を追われたという話をした。

 そんな中、のぶの卒業後の配属先が母校の御免与尋常小学校に決まる。そうしてのぶは女子師範学校を卒業し、新米教師として新たな一歩を踏み出したのだった。

 これまで愛国主義の鬼教師として描かれてきた黒井先生の奥深さが見えた第35話。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。

「黒井先生、辛いことは答えなくていいのに…教師として、誤魔化したり嘘ついたりしたくないと思ったのかな。いつもの感じと違ったな。」「黒井先生…やっぱり辛い過去があったんだ……芯が通った強く美しい黒井先生。瀧内公美さんピッタリだったなぁ」「ツン多めの凛々しい黒井先生の過去が涙腺の砦壊した〜」「来週も楽しみ。のぶが結婚?」「のぶ就職したけどすぐ縁談」

 念願の教師としての道を歩むことになったのぶ…。しかし、次週予告では縁談の話が舞い込んだ様子が映し出された。次週の放送も見逃せない!
 
 
(文・野原まりこ)

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【了】

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