『人事の人見』第6話で描かれた”採用する側”の難しさとは? ヘイテツ”ウジン”の芝居が光るワケ。考察&感想レビュー【ネタバレ】
text by ふくだりょうこ
松田元太(Travis Japan)が単独初主演を務める火9ドラマ『人事の人見』(フジテレビ系)が、現在放送中。本作は“人事部”に焦点を当てた、痛快オフィスエンターテイメント。さっそく、第6話のレビューをお届けする。(文・ふくだりょうこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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人見(松田元太)が初めての採用面接に
『日の出鉛筆』では新卒採用試験の真っ最中。もちろん、人事部の出番だ。人見(松田元太)も初めての採用面接に興味津々。しかし、絶対に受かると思っていた学生が三次面接で受からなかったことで人見は採用基準に不満を持つ。
一方、採用担当であるウジン(ヘイテツ)はこっそり転職活動中。しかし、こちらもなかなか内定が出ず、自信を無くしていた。そんな事情は知らぬまま、人見はウジンに選考に落ちた学生たちひとりひとりとちゃんと話をしたいと言い…。
今回のテーマのひとつともなっていたのが、採用の難しさ。
数分の面接で何がわかるのか。でも、たくさんの応募者がいる中でひとりひとりに対応するのは難しい。ただ、これでヨシとしているわけではなく、会社は会社で新たな採用方法はないかと模索していた。
いつもなら突拍子もないことをいう人見だが、彼が提案した「ひとりひとりときちんと話をする」は理想の形ではある。