「死んでたまるか」
千明に継がれたファンキー遺伝子
第6話で印象的だったのが、有里子の「死ぬわけにいかないのよ。わたしね、死んでたまるかっていうのがあるのね」という発言。どうやら、有里子は仲間たちと協力して、毎年1万円ずつ共同名義の口座に貯金をしているらしい。その総額は、最後に生き残った1人のものになるのだという。
「もうすぐ(貯金を始めて)30年。1000万超えよ。死ねないわよ、これは。死んでたまるかって感じよ。ここまできたら、生きたいとか、こういうことしたいとか、そういうんじゃないの。単純に、先に死にたくない。これ、大事」
この言葉を聞いて、有里子が生き生きしている理由が分かった気がした。そして、この親あってこの子あり、という感じ。有里子のファンキーなDNAが、千明にも確実に受け継がれている。
また、第6話のラストは、「カフェナガクラ」に、成瀬(三浦友和)と律子(石田ひかり)と優斗(西垣匠)が集結する…というカオスすぎる展開に。成瀬が和平のマブダチだと知った時、千明はどのような反応をするのだろうか。次週も、かな〜り面白い展開になりそうだ。
【著者プロフィール:菜本かな】
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
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