『天久鷹央の推理カルテ』第6話考察レビュー。橋本環奈のキス顔が可愛すぎる…「つらい事件」でも笑顔になったオチとは?【ネタバレ】

text by 浜瀬将樹

橋本環奈が主演を務めるドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)。橋本演じる主人公・天久鷹央が、医学的な知見と診断能力を武器に、事件や現象を鮮やかに解決する本格医療ミステリーだ。今回は第7話のレビューをお届けする。(文・浜瀬将樹)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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小鳥遊(三浦翔平)に託された“解決できない謎”

ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』第6話©テレビ朝日
ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』第6話©テレビ朝日

 鷹央のもとに、小鳥遊優(三浦翔平)が密かに想いを寄せる看護師・相馬若菜(玉田志織)が相談にやって来た。彼女は言う。「親友が殺されたんです。しかも、遺体が…瞬間移動したんです!」。

 被害者は、若菜の親友で看護学校時代の同級生・関原桜子(藤江萌)である。同じ寮の上の階に住む同僚看護師・藤本一平(柾木玲弥)によると、深夜に叫び声と物音がしたという。部屋には大量の血痕があったが、遺体が見つかったのは10キロ先の港。どうやって遺体が移動したのか?

 鷹央と小鳥遊の調査によって、瞬間移動の謎が解明された。桜子は確かに自宅で何者かに襲われ、頭を激しく打って昏睡状態となった。

 意識を取り戻したあと、救急要請するよりも、目の前にある病院に駆け込んだ方がいいと判断し、外に出たが、毎晩のようにレースをしていた車とぶつかってしまった。その衝撃で再び吐血し、動けなくなった桜子。

 運転手は自分がはねたせいで彼女が死んだと思いこみ、港に遺棄した。しかし、衝撃はさほどなく、このときまだ意識はあった。すぐに病院まで運べば、助かる可能性もあったのに…。

 ここで鷹央はこの事件から手を引いた。だが、まだ謎が残っている。それは、「誰が桜子を襲ったのか」ということだ。しばらく経っても警察は犯人を見つけることができなかった。

 小鳥遊が若菜とデートをする日。鷹央は小鳥遊に「この事件は警察には解決できない。そして私にも無理だ。小鳥がこの事件を解決するんだ。お前以外に解決できるヤツなんていない」と告げた。一体どういうことなのか?

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