桜子(藤江萌)を襲った犯人が発覚…アンドロゲン不応症とは?

ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』第6話©テレビ朝日
ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』第6話©テレビ朝日

「解決できたら首尾を報告しに来い。何時でもかまわないから」と言う鷹央と別れ、若菜との食事デートへ。だが、鷹央の言葉が引っかかって食事が喉を通らない。

 彼のなかで、鷹央の言葉がリフレインする――。ハッとする小鳥遊。彼は若菜に向かって「まさか、君が恋人?」と真実にたどり着いた。

 小鳥遊は、これまでの違和感を振り返りつつ、若菜が「アンドロゲン不応症」(外見・外性器は女性型だが、性染色体が男性型のため、卵巣や子宮は存在せず、精巣が存在する)だと推理した。

 観念した若菜は事件のこと・自身のことを洗いざらい話した。これまで女性として生きてきたが、好きになるのは同姓ばかりで悩んでいた。ただ桜子と出会ったことで、人生が一変。桜子は、結婚指輪まで用意してくれたものの、アンドロゲン不応症のことを話すと、拒否されるように。そこでもみ合いとなった…というわけだ。

「自分が男だなんて感じたことは一度もありません。ずっと私は女だと思っていました」という彼女に「なら君は女性だよ」と小鳥遊。「君は女性としての魅力がある。女性として僕は君に惹かれてた。だから君は女性として女性を愛しただけなんだよ」と声をかけた。

 若菜は涙ながらに警察に行くことを報告。許されるなら、罪を償ったあとに、新しい人生、自分の本当の人生を歩みたい、とした。

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