“MMK”深見(小関裕太)の魅力は?
個人的には、MMKな男が女性に振り回される…という構図が大好き。そのため、「そんなふうに笑うんですね(深見)」「あなたに見せたわけではありません。まだ、ね?(芙美子)」「この僕を振り回しますか?(深見)」というやり取りは、ニヤニヤが止まらなかった。「芙美子いいぞ! もっと深見を振り回せ!」という感じだ。
ただ、芙美子が深見に沼落ちするのも時間の問題な気がする。面倒なことが嫌いな芙美子は、まったく気のない男性に対して、思わせぶりな発言はしないはず。「まだ、ね?」と言ったのは、“もしかしたら好きになるかも”と思える点があったからではないだろうか。
また、深見は手慣れているので、魅せ方がうますぎる。普段、ふざけているタイプの男性が、「嘘のないあいつといると、ホッとするんです。ああいう奴だから、ともに命をかけて戦うことができる」と真剣に語っていたら、ギャップ…! となってしまう女性は多いと思う。
芙美子×深見の関係性は、たとえるなら、恋愛の駆け引きが繰り広げられる『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦』のよう。これから、どんどん“恋愛頭脳戦”が繰り広げられていくのだろう。なつ美×瀧昌のピュアピュアな2人との対比が面白い。
【著者プロフィール:菜本かな】
メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
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