今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第51話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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嵩（北村匠海）の前に現れた人物とは？

　高知連隊から小倉連隊に転属した嵩（北村匠海）は、新兵教育係の馬場（板橋駿谷）の厳しい指導の下で過酷な軍生活を強いられ、ここでやっていけるのかと暗い気持ちになる。その中で、嵩の世話係である八木上等兵（妻夫木聡）だけは厳しいながらも決して殴らず、古兵たちとも一線を引いていた。

　ある日、馬場から腹いせに帽子を盗んだという偽造工作をされた嵩は、八木に靴磨きを命じられる。すると、目の前に健太郎（高橋文哉）が現れる。驚いて喜ぶ嵩だったが、健太郎は厳しい口ぶりで嵩を叱りつける…。

　軍に入隊した嵩がことあるごとに先輩兵士に殴られ、思わず目を背けたくなる戦争描写。これまでとは違った雰囲気に、視聴者も驚きを隠せない様子だ。

「戦争パートしっかりやるってあったから覚悟はしてるけど初日から殴られ過ぎてキツい」「アンパンマンが出来るには、戦争が重要なのは分かるけど、見るのしんどいな…」「『妻夫木さんは優しいはず』朝ドラ受けに同意 笑」「健ちゃん！？どした？何があった？？」

　第11週はしばらく辛い時間が続きそうだ…。

（文・野原まりこ）

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