中沢元紀“千尋”の表情で察し…。NHK朝ドラ『あんぱん』またもや立った退場フラグに視聴者が戦々恐々したシーンとは?
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第53話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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嵩(北村匠海)の試験結果は?
厩舎で居眠りしてしまったものの、神野(奥野瑛太)に頼まれた島(横田栄司)の取り計らいで受験できた嵩(北村匠海)は、乙種幹部候補生に合格。神野に礼を伝える嵩に、神野は自分も変わり者に頼まれたと言う。嵩は寝台で本を読む八木(妻夫木聡)のところへ向かい、お礼をするが、はぐらかされてしまう。そこで嵩は八木に幹部候補生試験を受けない理由を問うと、八木は1日でも早く娑婆に戻りたいというのだった。
その夜、不寝番をしていた嵩のもとに馬場(板橋駿谷)がやってきて、これまでのことを詫び、嵩の試験合格を祝って酒盛りをするのだった。
2年後の夏。嵩は伍長になっていた。そんな中、海軍少尉になった千尋(中沢元紀)から手紙が届き、2人は3年ぶりに再会する。
一方、高知では、のぶ(今田美桜)のもとに次郎(中島歩)から手紙が届く。手紙には日本の勝利はないと確信した次郎の思いが記されていた。
殴られ続けてきた嵩も伍長に昇進。人間関係にも変化が見られ、和やかムードに包まれた第53話。ここでXに寄せられた視聴者によるコメントを見ていこう。
「崇は温情で乙合格、良かった…」「健ちゃんが大和魂で戦うだけって言ってるの悲しくなったし怖くなった。」「千尋くん、似合ってる、けど最後に会いに来た的なそういうことなんやろな。。。」「軍人として逃げ場のない階級になってしまった千尋、というのが余りにもフラグすぎて辛い」
久しぶりの千尋の登場は嬉しくもあるが、その表情はどこか固い…。またもや立った退場フラグに、視聴者は戦々恐々。明日は千尋が何を語るのか、固唾を飲んで見守りたい。
(文・野原まりこ)
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