「月曜日からしんどい…」中島歩“次郎”の危篤で絶望感が襲う…。NHK朝ドラ『あんぱん』次郎が速記で残したメッセージとは?
text by 野原まりこ
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第61話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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次郎の病状は…?
終戦から5か月。国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られ、教科書の墨塗りが行われていた。
のぶ(今田美桜)は病状が回復しない次郎(中島歩)を見舞いに、海軍病院に通っていた。精一杯明るく振る舞うのぶだったが、次郎に教師を辞めたこと打ち明ける。のぶは子どもたちに日本は必ず勝つと、間違いを教えていたことを悔いていた。
話を聞いていた次郎は、ふと日記のノートに速記で何かを書き始める。不思議な模様に首を傾げるのぶに、次郎は今度教えると言って2人は別れる。
次の日。のぶのもとに、次郎の危篤を知らせる電報が入る。
終戦を迎え、ほっとしたのも束の間。次郎が危篤となり再び絶望が襲う。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。
「今日から明るいお話かと思いきや、、」「のぶちゃん教師辞めたんだ!」「月曜からしんどいー次郎さーーん」「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”。。嫌な予感してたけど。。」「次郎さんいかないで。」「朝ドラに出てくる電報はどれもろくな知らせではない」
愛するキャラクターがものすごい早さで消えていく『あんぱん』。視聴者の心を射止めた次郎までもいなくなってしまうのか…。次郎の無事を祈る…。
(文・野原まりこ)
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