今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第78話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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のぶ（今田美桜）の運命を変える電話

　月刊「くじら」を読んだという鉄子（戸田恵子）から編集部に電話がかかってくる。取り次いだ東海林（津田健次郎）がひとり考え込む様子を見たのぶ（今田美桜）は慌てて謝罪する。しかし、電話の内容は、鉄子がのぶの記事を絶賛し、のぶに上京して自分のもとで働いてほしいという話だった。

　その夜、嵩（北村匠海）たちと屋台で酒を飲んでいた東海林は、鉄子がのぶを引き抜こうとしていることを打ち明け、どうしたものかと考えあぐねる。

　同じころ、のぶもメイコ（原菜乃華）に鉄子の話をするが、東京に行くつもりはないと言う。メイコは戦争がなかったら、どんな自分になりたかったと考える。すると、蘭子（河合優実）が訪ねてくる。蘭子は釜次（吉田鋼太郎）のことについて何か言いかけ…。

　のぶの東京行きと、釜次の今後をにおわせて放送を終えた第78話。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていく。

「あぁ遂に…釜じい退場?」「釜じい…(´;ω;`)」「東京はみんな憧れるよね。」「のぶちゃんが東京に行ったら琴子さんが編集部に異動になるんかな？」「メイコちゃんの戦争がなかったら…のセリフには泣けてきた」

　ひとまず、釜次の安否が気になるところだ…。釜次の体調と蘭子が解雇されたことなど、多くの問題が持ち上がってきた。のぶは上京できるのだろうか。今後の展開に期待したい。

（文・野原まりこ）

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