今田美桜“のぶ”の東京編がスタート! NHK朝ドラ『あんぱん』北村匠海“嵩”が朝田家の女子3人に詰められたワケとは?

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第82話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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嵩(北村匠海)がかなわないという相手とは?

連続テレビ小説『あんぱん』第17週 第82話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第17週 第82話 ©NHK

 8年前に銀座で買ったハンドバッグを持ち、のぶ(今田美桜)を追いかけて若松家にやってきた嵩(北村匠海)。蘭子(河合優実)は嵩に、なぜのぶ(今田美桜)に気持ちをぶつけないのかと尋ねる。羽多子(江口のりこ)が次郎(中島歩)に気兼ねしているのではと言うと、嵩は、戦地に向かう前に千尋(中沢元紀)が告白したのぶへの思いに勝てないと話す…。

 一方、東京に着いたのぶは、さっそく鉄子(戸田恵子)の激務についてまわる。そんな中、再会した八木(妻夫木聡)から嵩が戦地でも絵を描いていたことを聞いたのぶは、嵩の絵は人の心を動かすという八木の言葉にうれしくなる。

 本格的に始まった“東京編”。のぶが新しい仕事に精を出す一方で、嵩は高知で悶々とした日々を過ごす対比が描かれた。ここで、Xに寄せられた視聴者による感想をみていこう。

「蘭子の言うとおりじれったい嵩。」「気兼ねするし到底かなわない次郎さん。それ以上にかなわない千尋。」「回想の千尋で泣けた…」「のぶ、秒単位の生活。高知新報時代より忙しくなりそう」「八木さんとはこれからどんな関係性になっていくんだろうか」「子どもですら気付く表紙の絵がのぶに似てるって事実にまだ気付かないのぶ、朝ドラヒロインすぎる。」

 じれったいとはいえ、これまでとは明らかに違う空気を感じさせる嵩とのぶの関係。赤いハンドバッグは、2人をつなぐだろうか。今後の展開に期待が高まる!

(文・野原まりこ)

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