北村匠海“嵩”に一体何が!? NHK朝ドラ『あんぱん』これまでの状況が一変…。今田美桜“のぶ”が目にしたものとは

text by 野原まりこ

今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第83話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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嵩(北村匠海)の安否は…。

連続テレビ小説『あんぱん』第17週 第83話 ©NHK
連続テレビ小説『あんぱん』第17週 第83話 ©NHK

 鉄子(戸田恵子)のもとで働き始めたのぶ(今田美桜)は、戦争孤児にインタビューする代わりに勉強を教えるなど、精力的に活動していた。一方で嵩(北村匠海)は、のぶのことを考えてはぼーっとする日々を送っていた。そんな嵩に東海林(津田健次郎)は、頭角を表してきた漫画家・手嶌治虫の漫画を見せて、奮起させようとするが、失敗に終わってしまう…。

 それぞれが忙しい日々を送り、のぶ(今田美桜)が上京して2か月が過ぎた昭和22年12月。西日本で大地震が起こる。甚大な被害を被った高知では、100名以上死者が出たとのことだ。電信が不通となった現地の情報は錯そうし、不安に襲われながら家族、そして嵩(北村匠海)の無事を祈るのぶ。

 そのころ、高知新報でも混乱が続いていた。資料が散乱する編集室を片付ける琴子(鳴海唯)。厳しい表情で帰ってくる東海林(津田健次郎)と岩清水(倉悠貴)は、町の被害状況について語る。だがそこに、嵩(北村匠海)の姿はなく…。

 のぶの東京での暮らしも板についてきた頃、これからのぶと嵩の関係がどのように進んでいくのかと期待に胸を膨らませたところへまさかの展開が…。多くの視聴者の心をザワザワさせたまま第83話の放送を終えた。ここで、Xに寄せられた視聴者のコメントを見ていこう。

「戦後の復旧もまだ途中、こんな時に地震なんて・・・」「そろそろ嵩が伝えるんかなと思いきや地震で状況一変」「いよいよ登場してきた手嶌治虫=手塚治虫。そして、たっすいが〜崇が更に凹む」「仕事のやる気を引き出そうと、嵩(北村匠海)に手塚治虫の漫画を見せる東海林。しかし、その作品が素晴らしすぎて、かえって落ち込んでしまう」「崇無事だろうか?のぶちゃんは自分の気持ちに気づいた!」

 東海林や岩清水が語る高知の被害の状況は、ひどいものだった。羽多子(江口のりこ)、くらばあ(浅田美代子)、蘭子(河合優実)、メイコ(原菜乃華)、そして嵩の安否が気になる…。

(文・野原まりこ)

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