北村匠海“嵩”が漫画一本で勝負をかけ、物語が本格化へ…。NHK朝ドラ『あんぱん』今田美桜“のぶ”の男前すぎる覚悟に胸熱
今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第94話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
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5年の月日が流れ、物語はいよいよ本格化へ!
嵩(北村匠海)は思い切り漫画を描きたいと、会社を辞める意思をのぶ(今田美桜)に伝える。のぶは全力で応援すると答え、希望に燃える2人だったが…。
5年後、相変わらず嵩は三星百貨店で働いていた。副業の稼ぎが安定してきたものの、いざ辞めるとなると不安が募る嵩。そんなある日、偶然いせたくや(大森元貴)と再会する。たくやと話すうちに勇気づけられた嵩は、その夜、改めてのぶに漫画一本でやっていくことを伝える。のぶは、漫画で食べていけなくても「私が食べさせちゃるき」と言って、嵩を支えていく覚悟を伝える。
数日後、2人の元に、メイコ(原菜乃華)と健太郎(高橋文哉)が訪ねてくる。健太郎は、東京で草吉(阿部サダヲ)に遭遇したと話す。すると、メイコが産気づき、その夜に第二子が誕生するのだった。
一気に5年の歳月が経った第94話。前話でメイコと健太郎が結婚してから、すでに第二子が誕生し、月日の流れを感じさせられた。ここでXに寄せられた視聴者による感想を見ていこう。
「ごごごご5年後!?!?!?!?」「一気に5年過ぎてるし、めいこちゃんとけんちゃんは二児のママパパになるし、やむおんちゃんの名前も出るし、もー楽しい」「嵩も、いよいよ独立しそうですね。」「のぶ、崇たちの心にはずっといるヤムおんちゃん!!もうそろそろ登場するかな〜」「いよいよ核となる話になってくのかな」
遅咲きの漫画家・やなせたかしも、空白にも思えるような長い時間を過ごしたのだろう。先の見えないゴールに向かって走るような不安定な生活だが、ここからはもう突っ走るのみだ。今後も2人の生活を見守っていきたい。
(文・野原まりこ)
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