今田美桜主演のNHK朝ドラ『あんぱん』。本作は、漫画家・やなせたかしとその妻・小松暢をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描いた、愛と勇気の物語。さっそく、第104話を振り返ろう。（文・野原まりこ）【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

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夫婦喧嘩が勃発

　嵩（北村匠海）はたくや（大森元貴）からテレビドラマの脚本を依頼される。漫画を描くうえでも役に立つはずだと言うたくやに、嵩は漫画を描いていないことを話し、仕事を引き受ける。のぶ（今田美桜）は、嵩がこのまま漫画を辞めてしまうのではと心配していた。

　そんなある日、カフェで打ち合わせ中の嵩を待っていたのぶは、女性たちに取り囲まれる嵩の姿に唖然とする。その夜、最近の嵩はおかしいと言うのぶに、嵩は思わず声を荒らげ、ほっといてくれと言い放つ。

　こうしてのぶは、蘭子（河合優実）の元へ家出するのだった。

　不穏な空気を残して放送終了した第104話。のぶと嵩の間に入ってしまった亀裂に、視聴者も動揺を隠せないようだ…。

「のぶちゃん家出した(´._.｀)」「人の頼まれた仕事こなしていく系の人は自分がやりたいことがなくなっていくよなぁ。」「のぶちゃんは仕事のように発表しなくてもいいから、漫画を描いて欲しいのよね…」「嵩。。ダメだよ。応援してくれる人をおざなりにしては。」「あんぱんの袋…もしかしてもうすぐ？」

　放送終了間際、嵩がのぶのためにあんぱんを買ってきていた様子が映し出された。嵩は「アンパンマン」に辿り着くことができるのか…。今後の展開に注目だ。

（文・野原まりこ）

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