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畑芽育×奥野壮共演。青春ハートフルコメディドラマ『女子高生、僧になる。』制作発表会見レポート到着!

text by 編集部

オタ活に励む女子高生と、幼馴染のイケメン男子がお寺再建を目指す青春ハートフルコメディ! ドラマ『女子高生、僧になる。』が2023年9月17日より放送スタートする。この度、同作の制作発表会見が行われ、主演を務める畑芽育と共演の奥野壮が登壇した。

畑芽育&奥野壮が『女子高生、僧になる。』撮影裏話を語りつくす!

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS
©女子高生僧になる製作委員会MBS

MBS完全オリジナルで制作された本作は、お寺を舞台に、“尊いものは全力で推すこと”をモットーにオタ活に励む女子高生・下白石麦(畑芽育)と、数年ぶりの再会でイケメンへと変貌を遂げた幼馴染・磯野柊(奥野壮)による、青春ハートフルコメディとなっている。

白石寺の住職・下白石仁常(田山涼成)の葬式で数年ぶりの再会を果たした麦と柊による、お寺再建に向けた奮闘劇がこの秋、開幕する。

本作の主人公・下白石麦役を演じた畑芽育は、今回のオファーを受けて、「コミカルな内容に面白い作品になることへのワクワク感がありました」とコメント。

原作のない完全オリジナル作品に出演することについては、「台本から伝わる麦のキャラクターが分かりやすく、頭の中で想像するのが楽しかったので、役には入りやすかった」と、役作りについて振り返った。

一方、麦の相手役となる磯野柊を演じた奥野壮は、「宗教・仏教に対して堅いイメージや厳しいイメージを持っていた」と語り、コミカルな作風に対する不安を抱く場面もあったという。

そのような不安を抱きながらも、「現場に入ってみると、僧侶の方が(所作や袈裟の着方について)フランクに教えてくださったことで、その不安は払拭された」と話した。

「お寺再建でここまでストーリーが広がるのか!」

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS
©女子高生僧になる製作委員会MBS

本作は、オファーの時点ですでに最終話までの台本が揃っていたと話した畑芽育は、「“お寺を再建する”という物語で、ここまでお話が広がるんだ!という驚きとともに、お寺をテーマにコメディドラマを描くのはすごくハードルが高いものに感じたものの、すごく楽しく(撮影を)終えることができた」と語った。

重ねて、奥野も、「不安も一気になくなるような現場だったので、すごく楽しく撮影をできた」と加えた。

「下白石麦は私そのもの!?」「ぴったりな役柄だったよね!」

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS
©女子高生僧になる製作委員会MBS

ここで、畑芽育が、下白石麦の役柄について説明した。麦は、「アイドルオタクで、ものすごく推し活に専念する、すごく元気で明るい女子高生なのですが、おじいちゃんが住職ということもあり、お寺と関わりがあると思いきや、本人はお寺に無関心で。むしろ怖いという印象を抱いていたにも関わらず、柊仁さん(磯野柊の僧名)や周りの人に助けられながら、そして、おじいちゃんとの思い出を思い出しながら、お寺を大切にできるようになっていく、何事にも真っすぐで一生懸命な女の子です」と役柄を振り返った。

そこにすかさず「すごくぴったりな役だったよね!」と奥野がコメント。芝居をしながら、畑自身が“この役が自分と似ている”と話していたエピソードを披露した。

それを受けて、「何かと“推し”を作りたがりな部分がある」と自身の一面を打ち明けた。逆にMCから、「ご自身と違う部分は?」と問われると、考えてしまうほどに、下白石麦がまさに畑芽育自身であったと話した。

麦と柊の関係性は、不純な動機から…!?

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS
©女子高生僧になる製作委員会MBS

明るく活発な性格の麦とは対照的に、気弱な青年であった奥野壮演じる磯野柊。幼少期の接点は、白石寺と麦の祖父である住職・下白石仁常であった。人とのコミュニケーションを苦手とする柊が、麦と再会し、何をきっかけに関わりあうことになったのか―。

対照的な性格でありながらも、“真っすぐで強い信念を持って行動する”部分が共通するという2人の役柄が再び関わりをもつようになったきっかけは、“不純な動機”からであったともいえる。

「シンプルに、(柊は)麦の推しなんです。」と話し始めたのは、畑。

「麦が推していたアイドルグループが活動を休止してしまうから、新しい推しを見つけようというところに柊仁住職が現れて、偶然(推しが)見つかって、推し活をできるということで、最初は不純な動機だったんです。」

そんな2人の関係性は、「ビジネスパートナーでもあり…」「ただ、ラブコメディーではない…」と話し、奥野は、「一切そういう(ラブコメ)シーンはないです!」と断言した。

「幼馴染という関係性をそのまま大人にしたような素敵な関係」で、その関係性を“ハートフルな関係性”と表現した。

「今までの中で一番NGを出してしまいました…!」
現場がピリつくほどのNGの正体とその犯人は…

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS
©女子高生僧になる製作委員会MBS

「僕、今までの現場の中で一番NGを出してしまった現場で…」と話し始めたのは、奥野。そのNGの正体は、「笑いNG」だという。

撮影現場のエピソードを振り返る中で、「いろんなキャラクターがいて、皆さんそれぞれアドリブをしてくださるのですが、なんせ面白くて…耐えられないなと思うシーンが何度もあって、現場をピリつかせてしまいました」と現場での様子を赤裸々告白。

「もういいよ!散々笑ったでしょ!」という空気が現場に流れてしまったという。そして、奥野がNGを連発してしまうほどに現場で奥野を笑わせた犯人は、麦らと共に寺の再建を試みる寺・エボリューションの主任コンサルタント・里中樹役の東啓介だった。

畑も撮影を振り返り、「監督もキャラクターのビジュアルから笑わせにきている」と話し、ドラマ自体もコミカル要素が多いので、クスッと笑えるような場面があるものの、いじわると感じてしまうほどの面白さだったそうだ。

東啓介のビジュアルが、「ムッキムキ!ありえないくらいムッキムキ!」と、奥野は撮影当時を思い出しながら、会見中も思い出して笑ってしまうほどであった。

そして、高身長の東が、ムッキムキの佇まいでふざけると、奥野は耐えられずに笑いをこぼしていたとのことだった。

畑も、撮影当時を振り返り、ピッチピチなスーツ姿の東が、「ちょっと脇汗足しちゃおうかな…」と自身にスプレーを吹きかけ、脇汗を足す様子に、奥野が笑い苦しんでいたことへの共感を寄せた。

そんな東の“ムッキムキ”なビジュアルは、解禁された予告映像でもご覧いただけます。笑いをこらえている様子がバレバレだというオンエアは、必見だ。

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