ホーム » 投稿 » ドラマ » 朝ドラ『らんまん』中村蒼演じる佑一郎が最終週に登場 ! 最後までブレない強く逞しい友を熱演。中村蒼のコメントも到着 » Page 3

「佑一郎を演じられて幸せ」
中村蒼さんによるコメントも到着

〈中村蒼コメント〉

らんまんに最後まで出られて光栄でした。
様々な土地で経験を積んだ佑一郎は理想と現実の違いに打ちひしがられながらも初心を忘れる事なく道なき道を進んでいく逞しい人間でした。
万太郎と進む道は違えど同じ山の頂上を目指す2人の関係はとても素敵でそんな佑一郎を演じられて幸せでした。

<参考:いままでの万太郎と佑一郎>

これまでの人生の歩みを振り返ってみたい。
万太郎と佑一郎は幼少期、共に名教館で学んだ学友。
師・池田蘭光(寺脇康文)の「心が震える先に“金色の道”がある。その道を歩いて行ったらえい」という教えを胸に、2人はこれまで夢に向かう「金色の道」を目指してきた。それぞれ別の道を行く万太郎と佑一郎だが、目指す場所は同じなのだと、共に険しい道を進んできた。

万太郎より一足先に高知を離れ上京した佑一郎は、札幌農学校を卒業後、再び東京の工部省で鉄道を通す仕事に従事し、その後、ミシシッピ川の治水工事の技師としてアメリカへ渡った。

アメリカでの治水工事の仕事を終えて帰国した佑一郎が長屋を訪ねてきて、万太郎にアメリカで携わった工事のことやミシシッピ川にかかるイーズ橋の美しさについて語るも「人間の素晴らしさと同時に恐ろしさも知った。大きな橋も鉄道も港も、巨大な建造物を造るのは人間の力や。けんど人間は対等に扱われちゃあせん。人が人を差別するらあて…嫌じゃのう」と南北戦争後のアメリカに根強く残る人種差別の現実を目の当たりにした佑一郎が気持ちを露わにしたシーンは今でも印象的に残る。

小樽の港や防波堤を完成させるなど、実績を残してきた佑一郎は工科大学の教授となり、「なんぼ大学教授ゆうても、わしらの仕事は教授室ではできん。普請場に出て、工事の施工に立ち会い、完成させることが使命じゃ。派閥じゃ何じゃと争うより、わしはただのエンジニアでありたいき」と熱い思いを語り、これから満州へ行くことを明かした。

仁淀川からミシシッピ川へと挑み、自分の力で逞しく「金色の道」を切り開いていく佑一郎の姿は、万太郎に大きな刺激と勇気を与えてきたに違いない。
佑一郎もまた、これまでの自らの多くの経験と実績を基に、万太郎の岐路に現れてはアドバイスを送ってきた。
仁淀川からずっと、万太郎とは違う道を、でも同じ「金色の道」に向かって走っていた 佑一郎だった。

そして、共に歳を重ねて白髪交じりの姿になってもふたりの友情はずっと変わらず、離れていてもそれぞれの“金色の道”を歩んできた万太郎と佑一郎は好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進む姿は互いに支え合い刺激を与え続けるたたえ合う存在で同志だった。

【連続テレビ小説『らんまん』】

「らんまん」は、日本の植物学の父といわれる牧野富太郎をモデルとしたオリジナルストーリー。激動の時代の中で、ただひたすらに愛する植物と向き合い続けた槙野万太郎(神木隆之介)の波乱万丈な生涯を描く。
作 : 長田育恵 音楽 : 阿部海太郎 主題歌 : あいみょん「愛の花」 語り : 宮﨑あおい
出演 : 神木隆之介、浜辺美波 ほか
植物監修 : 田中伸幸
〈放送〉・NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~8時15分 ※土曜は一週間を振り返ります
・NHK BSプレミアム 毎週月曜~金曜 午前7時30分~7時45分
・NHK BS4K 毎週月曜~金曜 午前7時30分~7時45分

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