永山瑛太「今までの俳優人生の中で一番難しかった」
自身の役柄について、永山は「本作が今までの俳優人生の中で一番難しかった」と発言。「撮影現場でも俺、ここに居ても良いのかな?」と感じていたとのこと。「その違和感は、自分が未来人だから、この世界にいちゃいけない人間を演じてるからだと気づいた」と、役に引っ張られていた感覚を語った。
吉岡は、「廻は、普通に真面目にものすごく一生懸命に仕事ばかりしてきて私生活の充実感はほとんどない。本当に普通の人だけど、彼女の特技は”辻褄を合わせる”ことで、仕事で培ってきたありとあらゆる問題を全部丸く収めようと必死になる。許容範囲の広さが、私は好きです」と役への思いを語った。
また、永山演じる未来人の翔に対し、「翔って300年後の人なので、令和の常識が全く通用しないので、やることなすこと全てが衝撃的。それは瑛太さんが創り上げた未来人が面白過ぎるからなんですけど。台本上では普通の会話のシーンの所も、瑛太さんが演じたことで、こっちも『ちょっとー!何してんのー!』ツッコミせざるを得なくなった」と笑い混じりに話す。
続けて「一挙手一投足の全部が気になる。目が離せない感じが翔の最大の魅力で。あとはずっと愛を伝えてくれる所。日常を普通に過ごしていて、毎日「君は素敵だ」「大好きだ」とか言われることも早々ないと思うので。そんな非現実的な感じというか、視線ひとつひとつに愛がある。こんな人はいないし、出会ったとしたら絶対に離しちゃいけないような人だと思います。」と語った。