吉岡里帆「私が船だとしたら、
（永山さんは）その船を面白い島に連れて行ってくれる人」

本作が初共演となる2人。

お互いの印象を聞かれ、永山は「吉岡さんほどの人格者の女優さんはなかなかいない」と発言。「現場でもみんなを和ませてくれる柔軟性と包容力と柔らかい思いがあるから、現場のスタッフ、ゲスト出演の方も吉岡さんに癒されて帰っていくような。そんな吉岡さんだから僕は最後までがんばれました。そんな吉岡さんの人柄がとても出ている作品だと思います」とコメント。

さらに「吉岡さんは座長だったから、色んな操縦をしてくれた。僕がどこに行こうとしても上手く引き戻してくれた」と表現した。

吉岡は、それを受けて「私が船だとしたら、そのを面白い島に連れていってくれるのが瑛太さん」だと返す。

「1話から11話、色んな島に行くんですけど、どの島も面白くなっていったのは、瑛太さんのパワーとお芝居の力と、この作品を絶対に面白くするぞという気概を持って現場に来てくださったのが大きい。私ひとりじゃどうしようも出来なかったこのSFラブコメっていうジャンルを最高の場所に連れて行ってくれたと思います」と両者の強い信頼関係を見せた。

また、思わず笑ってしまったシーンを聞かれると、吉岡は終盤のシーンを挙げた。

「台本上はシリアスな場面で、（翔を）ボンって押したら、瑛太さんがズズズズズって飛んでいっちゃうんですよ（笑）で、私そんな変なことしてないのに…って。すごくシリアスなシーンな筈だったけど、おかしくて吹き出しちゃうみたいな。それがOKになる、みたいな（笑）」