「ラブレターを捨てられた」
学生時代の「痛い」思い出
―――今回は「痛い恋」が描かれる作品ですが、それに関連してご自身の学生時代の「痛かったな」と思うエピソードがあれば教えてください。
望月「痛いエピソード……なんだろう。
小学生の頃とかの好きって『誰々ちゃん好き~』みたいなノリじゃないですか。4年生に学年が変わったとき、1人ずつ前に立って自己紹介をすることになったんです。仲いい友だちと『自己紹介で好きな人言おうぜ』ってなって。
で、そのとき小学生だったから、好きな人が2人いたわけです。それを前に立って、堂々と『誰々ちゃんと誰々ちゃんが好きです』って言ったのは、いま考えるともう……痛いですよね(笑)。しかも友だちは言わなかったんですよ。それを含めて、多分1番痛かったなって思うエピソードです(笑)」
小川「私、小学生のとき好きな人7人いましたよ。2、3年生の頃なので、みんな10人ぐらいいるのが当たり前みたいな感じでしたけど(笑)」
望月「もうそれ誰でもいいじゃん(笑)」
小川「そんな時代もありました(笑)。
私はすごい小ネタしかないんですけど……さらにさかのぼって幼稚園児の頃、好きな男の子にラブレターを書いたんです。それを渡しに行ったら、その場に5人ぐらいの男の子がいて、きっと恥ずかしかったんでしょうね。『なんだよこれ、ラブレターなんていらねぇし』って、そのラブレターを捨てられたんですよ、ゴミ箱に。それが結構幼心ながらに傷つきましたね」
望月「本当に痛かった話じゃん!」