「人間関係のなかで起こるカオスを楽しんで」
本作の見どころは
―――貴重なお話をありがとうございます。最後に作品の見どころを教えてください。
望月「ついてこないほうがうれしいんですけど、恋愛にはどうしても痛みがついてくるなかで、人を好きになったことがあるならば、あのときのこれが重なっちゃう!みたいなシーンが絶対にある作品だと思います。
思ったよりも綺麗じゃない恋愛心というか、そういうものがドラマのなかですごくリアルに描かれているので、いろいろな人間関係のなかで起こるカオスを楽しんでいただけたら、きっと楽しいんじゃないかと思います」
小川「様々な形の”痛み”が作品の真ん中にあるんですが、根津晴の痛みもあるし、きっと久我ユリの痛みもある。登場人物それぞれの痛みに寄り添って観ると、また全然違う観え方ができる作品だと思っています。いろんな世代の方に、いろんな観方で楽しんでもらえたらとても嬉しいです」
(取材・文:あまのさき)
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