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塩野瑛久「全く取り繕わない等身大で素直なところが、魅力的」
お互いの印象について

写真:Wakaco
写真:Wakaco スタイリスト 山本隆司(style³) ヘアメイク:礒野亜加梨

―――お2人がしっかりと共演するのは本作が初となりますが、撮影を経てのお互いのご印象を教えてください。

塩野「周平くんは、全く取り繕わない等身大で素直なところが、魅力的です。現場でスタッフさんたちを巻き込んで全体の士気をあげていたのが印象的でした。みんながやりやすく、肩の力を抜けるような立ち振る舞いをされているところが、見ていて流石だなと」

野村「いやいや、ただ騒いでるだけだから(笑)」

塩野「そうですか?でもそんな印象でしたよ(笑)ちょっと尖ったことも言うんですけど、それが全然嫌味にならない。僕には出来ないので、凄く尊敬します」

野村「俺が共演してて面白かったのが、俺も人のことは言えないけど、塩野くんのアドリブが下手だったことです(笑)。現場で見ていて、カワイイなと思いました」

塩野「この現場においてだけです!(笑)。余裕がなくて!」

野村「なんならエキストラの女性の方がアドリブ上手かった(笑)」

塩野「これに対しては、全く言い返せない(笑)。そのあたりの撮影は“魔の4日間”と言われるくらいの怒涛のスケジュールで。とにかく疲れていたし、ほかの何かを考える余裕もなかったんですよ」

―――かなりタイトな撮影スケジュールだったのですね。

野村「その4日間で、対策班の部屋でのシーンを一気に全部撮影したんですよ。事件についての概要を説明するセリフのオンパレードで、ひたすら長ゼリフを喋ってましたね」

塩野「朝から晩まで缶詰でした。登場人物が多いから、あまりにも疲れてくると頭の中で名前が混ざっちゃうこともありましたし。その4日間は、とにかく目まぐるしい撮影でした」

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