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塩野瑛久「みんなに見つからないようにこっそり手を振り合うのが青春」
幼少期の恋の思い出

写真:Wakaco
写真:Wakaco

―――先ほどのお話で“魔の4日間”なんて言葉も出ましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?

野村「雰囲気は良かったですよ。少数精鋭だったので、みんな仲良かったです」

塩野「そうですね。セリフ量が物凄く多くて応酬するシーンもあったので、特に犯人や事情聴取する事件関係者の人たちとは、お互いに支え合う空気が形成されていました」

―――厳しい撮影の中で、お2人はどんなお話をされましたか?

野村「劇中で学生時代の恋愛のもつれが絡む事件があるので、その辺りで、『いい青春してんな』みたいな話はしたかもしれないです」

―――せっかくなので、お2人の青春時代の恋の思い出をお聞きしても良いでしょうか?

塩野「僕はめちゃめちゃウブでしたよ。小学生時代は転校が多かったんですけど、最終的に通っていたところは1学年6クラスある生徒数の多い学校で、小学生でも付き合うってことが当たり前に繰り広げられてました。僕も、女の子から告白されてよく分かってないまま『良いよ』って返事をして。昼休みに僕はバスケ、その女の子は広い校庭の端っこでドッジボールして遊ぶ中、みんなに見つからないようにこっそり手を振り合う、なんていうのが青春でした」

―――可愛らしい素敵な思い出ですね。野村さんはいかがですか?

野村「俺らの時代ってミサンガとかが流行ってたんですよ。手作りのミサンガを渡してつけるみたいなことはしてたけど、そんなもんかな(笑)。その時からスノボーとか結構やってたから、同世代と遊ぶってことがあんまりなかったんですよね」

―――ミサンガ流行っていましたよね。そちらも微笑ましくて良い思い出だと思います。では、お休みはスノボーに行かれることが多かったのですか?

野村「そうそう。基本休みがあったらスノボーとかスケボーをしてました。俺が当時中学生で、相手は21、22歳とか、年上の男性との交流が多かったです」

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