『アンメット』がギャラクシー賞6月度月間賞を受賞。最終話放送後にも続く大きな反響とは? プロデューサーがコメントを公開
杉咲花主演のカンテレ・フジテレビ系4月期・月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」2024年6月度月間賞を受賞した。プロデューサー・米田孝によるコメントが公開された。
アンメットが見せた“新しい表現の可能性”
派手な演出やBGMはなく、俳優たちの確かな演技力でみせていった本作は、回を追うごとに話題となり、多くの視聴者から支持を集めた。中でも10分以上に渡る1カット長回しで撮影された第9話のラストシーンは、SNSでは「ドキュメンタリーを見ているよう」「ナチュラルすぎてセリフかアドリブか分からない」「日本ドラマ史に残るような名シーン」といった声があがるなど大きな反響を呼んだ。
最終話では、低体温症を表現するために、現場で密かにミヤビ(杉咲)の身体の一部を氷で冷やしておく手法を手法を杉咲自身が発案し、身体に触れた共演者から生々しい演技を引き出して見せた。
他にも数多くのシーンで、全てのキャスト、スタッフが細部に至るまでリアリティーを追求。登場人物たちが視聴者と同じ世界を生きているようなリアルな雰囲気が作り上げられていき、放送批評懇談会は「連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いた」という評した。
「ギャラクシー賞」6月度月間賞のほかにも、Filmarksの「2024年上半期ドラマランキング」やモデルプレスの「今期最もハマっているGP帯ドラマ」でも1位を獲得。さらに、すべての放送を終え、『アンメット』の無料見逃し配信(カンテレドーガ、TVer)再生数を最終集計した結果、全話累計で2230万再生を超え、カンテレ連続ドラマ歴代1位となった。
「ギャラクシー賞」の受賞を受けて、カンテレの米田孝プロデューサーからコメントが寄せられた。
米田孝プロデューサーコメント
ギャラクシー賞6月度月間賞をはじめ、多くの評価をいただきありがとうございます。エンターテインメントを取り巻く環境が大きく変化する時代に、民放連続ドラマの可能性を極限まで追求しようと全てのキャスト、スタッフが心血を注いだことがこのような評価に繋がったのなら幸いです。
主演の杉咲花さんは、「指折りの傑作を作りたい」と意気込み、この作品にまさに全身全霊を注いでくれました。そして、若くして偉大なこの座長が、まだ誰も見たことのない景色を私たちに見せてくれました。この思いが、多くの視聴者の方々の心に届いたとすれば、こんなに嬉しいことはありません。
現在、『アンメット』は、カンテレドーガ、FOD、Netflixで、全話配信中。また、8月1日からはAmazonPrimeVideo内「カンテレドーガCHANNEL」でも配信がスタート。Amazonプライムでは、キャンペーン中につき、会員限定で第5話まで無料で視聴可能となっている。
カンテレドーガ
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【作品情報】
【タイトル】 『アンメット ある脳外科医の日記』
【放送枠】2024年4月15日(月)~2024年6月24日(月)/全11話(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)
【出演】杉咲花 若葉竜也 岡山天音 生田絵梨花 山谷花純 尾崎匠海(INI) 中村里帆 ・ 安井順平 野呂佳代
千葉雄大 ・ 小市慢太郎 酒向芳 吉瀬美智子 井浦新
【原作】子鹿ゆずる(原作)・大槻閑人(漫画) 「アンメット-ある脳外科医の日記-」 (講談社「モーニング」連載)
【脚本】篠﨑絵里子
【音楽】 fox capture plan
【主題歌】あいみょん「会いに行くのに」(unBORDE/Warner Music Japan)
【オープニング曲】上野大樹「縫い目」(cutting edge)
【演出】Yuki Saito 本橋圭太 日髙貴士
【プロデューサー】 米田孝 本郷達也
【制作協力】MMJ
【制作著作】カンテレ
公式サイト
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