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仲里依紗“歩”がギャルを拒絶! 阪神淡路大震災と繋がる新たな謎「マキちゃん」とは? NHK朝ドラ『おむすび』レビュー

橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第16話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】

伝説のギャル・歩に何が?

連続テレビ小説『おむすび』第3週 第16話 ©NHK
連続テレビ小説『おむすび』第3週 第16話 ©NHK

 なんの前触れもなく、突然米田家に歩(仲里依紗)が帰ってきた。しかし、以前のような派手な見た目は影をひそめ、髪の毛は黒く、服装も落ち着いていた。結(橋本環奈)や父・聖人(北村有起哉)は、なぜ帰ってきたのか聞けないまま微妙な距離感を保つしかなかった。

 そんな歩は、もし家に電話がかかってきても自分がいることは口外しないようにと念押しし、携帯電話の着信も無視し続ける。

 歩が糸島に帰ってきたという情報を仕入れたハギャレンのギャルたちは、大はしゃぎで米田家に訪ねてくる。しかし、歩はギャルを拒絶し、「ギャルとかもうやめなよ、超ダサいから」と言い放つ。

 結が歩の態度を咎めるものの、歩は怯むことなく「いい子のふりするのやめなよ」と怒鳴る。歩の身勝手な振る舞いに、結は「神戸のことも、“まきちゃんのことも”」辛かったのは自分も同じだと言い捨て、家を飛び出した。

 第4週は不穏な幕開けとなった。あのハギャレンギャルたちが崇めていた”伝説のギャル”の変貌に…視聴者も面食らう展開だ。

「結と歩の衝突が月曜から発生。」「神戸時代に何があったのか?」「マキちゃんて誰?とても気になる〜」「私は伝説のギャルの登場を楽しみにしていて、さらにはヒーロー的なものも勝手に上乗せして期待していて、でもいざ登場したら『アユ』じゃない『歩さん』だった。いやー、おもしろくなってまいりました。」など、視聴者による感想がXに投稿され、盛り上がりを見せている。

 着信を無視したり、サングラスをかけて隠れようとしたり、歩が何かを抱えているのは明白だ。また、結と歩の姉妹喧嘩の内容は、2人共通の辛い過去が関係している様子で秘密が匂う。

「歩が電話に出ない、彼女が抱えた問題は何だろう?」「神戸のことも紐解かれていく感じかな。」と、今後の展開に期待を高める視聴者の声も多く寄せられていた。

(文・野原まりこ)

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