X(岡山天音)の正体は?
鍵となるのは、今回本格的に姿を現した洸人とメッセージを交わす相手=X(岡山天音)だろう。「ソフトクリームの広場」「最後の堤防」を知っていることから、Xが愛生とつながりがあることはまず間違いない。最初は姿を隠す愛生の代わりに行動しているのかと思ったが、Xは数えきれないくらいたくさんのスマートフォンを所有していた。探偵か、詐欺師か…いずれにしても、一般人とは考えにくい。
しかも、愛生たちの失踪事件に興味を持つ者として、工藤(桜井ユキ)と天音(尾崎匠海)という週刊誌の記者も絡みはじめる。2人の耳には、地元の政治家がリニアに関する地上げで儲けを出しているという話も。
橘愛生の夫である祥吾が勤務しているのは「たちばな都市建設」だ。山梨県警の刑事・高田(柿澤勇人)が、愛生の情報を聞きにやって来た祥吾をいつも黙って見つめているあたり、祥吾にもなにか目を付けられるだけの怪しい部分があるのかもしれない。
美路人の心中以上に、愛生まわりの状況が穏やかではなさそうだ。一体、彼女は何に巻き込まれているのか。まだまだ事態の全貌が掴めないなか、Xが接触していた洸人の同僚・牧村(齋藤飛鳥)の安否など、気になるポイントが山積みだ。次回の放送が待ち遠しい。
(文・あまのさき)
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