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遠藤憲一の七変化に期待

『民王R』第1話©テレビ朝日
『民王R』第1話©テレビ朝日

 今後は、1話完結で「入れ替わりさん」として、彼と全くかかわりのない、何らかの事情を抱えた国民が入れ替わる展開になるようだ。

 総理大臣が弱者の立場にたち、そのつらさを身をもって知り、解決策を考え飛び回る。そしてそれが、政策に還元される――。私たちが政治に求める、そんな理想的な流れを、ドラマで可視化するという大挑戦。
 
 一般の視聴者はもちろん、政治家たちが、このドラマから何を感じるのか、興味深くもある。なんらかの疑似体験ができるのではないか。

 これから何話あるのかはわからないが、演じる遠藤憲一の入れ替わり演技もおおいに楽しみ。第1話も、あのちゃん独特のタ行、ナ行、ラ行の発音を駆使し、本当にかわいかった。しかしこれをあと複数人するわけだ。

 ご本人は大変だろうなと思っていたら、本当に大変なようで、

「毎回毎回、子どもや若者、おばあちゃんなど、まったく違う属性の人と入れ替わってるので、本当に、俺の役者人生で今がいちばん大変なんじゃないか? っていうくらい」(文春オンライン 10月22日配信)
 
と語っていた。こここ子どもやおばあちゃん!? どんなゲストが出るのか楽しみ過ぎる…。

 第2話の〝入れ替わりさん〟は、闇バイトの青年。いきなり、ハードルが高い。どんな対策に打って出るのか。

 武藤泰山に、乗り越えられぬ山はなーいッ!! ……と信じたい。

(文・田中稲)

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