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まさかの闇堕ち…中村俊介” 加瀬“の衝撃の最期とは? ドラマ『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第6話レビュー。黒幕は誰?

text by 西本沙織

火9ドラマ『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』(フジテレビ系)が放送中だ。反町隆史演じる人情味のある“昭和刑事”と、杉野遥亮演じるクールな“令和刑事”が風化寸前の事件を追うヒューマンミステリーエンターテインメント。今回は、第6話のレビューをお届けする。(文・西本沙織)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

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【著者プロフィール:西本沙織】

1992年生まれ、広島在住のライター。会社員として働くかたわら、Web媒体でエンタメに関するコラムやレビュー記事の執筆を行っている。ドラマや映画、マンガなどのエンタメが好き。

飛鷹(反町隆史)&不破(杉野遥亮)
ますます密になるバディ感

『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第6話 ©フジテレビ
『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第6話 ©フジテレビ

 一度悪に手を染めたのならば、悪の限りを尽くす。“毒を食らわば皿まで”を体現した加勢英雄(中村俊介)の最期は、非常に悲しいものだった。

『オクラ~迷宮入り事件捜査~』第6話では、飛鷹千寿(反町隆史)が不破利己(杉野遥亮)に「HIDE&SEEK」のファイルの存在を明かす。

 飛鷹はこれまで、ファイルの情報をもとにタレコミや捏造を行っていた。意図して解決されなかった節のある未解決事件の真実を、白日の下に晒していく。それが飛鷹の役目であり、使命であった。

 ファイルの存在は、長く捏造を手伝う井伏愁(観月ありさ)ですら知らない。だから不破に話すことは、信頼の証なのだろう。冒頭では、クールな不破が飛鷹に「おっはー」とぎこちなく挨拶する姿が笑いを誘った。そんな一瞬のシーンからも、2人のバディ感がどんどん密になっていることが窺える。

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