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事件の情報が少ない副総理暗殺事件

『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第6話 ©フジテレビ
『オクラ〜迷宮入り事件捜査〜』第6話 ©フジテレビ

 飛鷹たちの次なるターゲットは、副総理暗殺事件だ。当時法改正に積極的だった永倉孝也副総理(尾竹明宏)が、総理と都内の料亭で会食中に事件は起こった。

 秘書である息子の揮一(簑輪裕太)から手渡された持病の薬を飲んだ副総理が、突如苦しみ、中毒死したのだ。容疑をかけられた揮一は、否認するものの、世間からのバッシングに耐えられず。事件発生から1ヵ月後に、自ら命を絶ってしまう。

 開始7分で、今回の「オクラ」は少し様子が異なることが分かる。その引っ掛かりを2つ挙げるとすれば、1つ目は事件に関しての情報が、これまでと比べて圧倒的に少ないことだ。犯人は“警察官”とわかったものの、ファイルには犯行の手口や証拠がいっさい記載されていない。そのため、本来ならば解決へと導くはずが、飛鷹たちは手探り状態の捜査をすることになる。

 もう1つは、いつもなら「また過去の事件を蒸し返しているのか?」と憎まれ口をたたく加勢が、やけに協力的なことだ。捜査にまでついてきて、飛鷹の秘密を明かそうとしているのか、それとも自分の隠し事が暴かれないよう見張っているのか…。

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