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美容系インフルエンサーの死。鍵を握る人物は?

『全領域異常解決室』第6話 ©フジテレビ
『全領域異常解決室』第6話 ©フジテレビ

 前回、ヒルコとは戦争状態にあると、興玉によって告げられ、第6話では「神隠し」の事件が描かれた。

「全決」のメンバーたちは騒然としている。第1話から第5話までの犠牲者はいずれも「神」であり、神が消えるなど前代未聞だからだ。神が滅びれば、不幸が増え、世の中は荒廃していくとのことだが、ヒルコがなぜ神を殺そうとしているのか、その理由はまったくわからない。

 さらに、ここまでの「シャドーマン」、「キツネツキ」、「タイムホール」の事件は、実は豊玉がヒルコを引きずり出すために仕組んでいたことが明らかとなった。最初はヒルコもその動きに合わせているように見えたが、大手町の自殺事件を境に様子が変わり始めた。

 豊玉の範疇を超えた存在が浮かび上がってきたのである。ヒルコが豊玉の存在に気付いたことで、事態がさらに複雑化したというわけだ。

 第6話では、美容系インフルエンサーが過食で気道がふさがり窒息死するという事件が描かれた。この背後には「犬神筋」の影響が考えられる。犬神に取りつかれると精神と身体を支配され、制御不能な大食いの症状に陥るとされている。

 被害者たちに共通しているのは、美容整形外科医・大熊邦男(吉田鋼太郎)のもとに通っていたということだ。

 実は、大熊の正体は大国主神で、今回のエピソードが描くのは、大国主神と八百比丘尼の恋の物語である。

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