菅生新樹との別れに号泣…“陽太”の男らしさに思わず胸打たれたワケ。NHK朝ドラ『おむすび』レビュー
text by 野原まりこ
橋本環奈主演のNHK朝ドラ『おむすび』。本作は、橋本環奈演じる平成生まれのヒロイン・米田結が、ギャルとして自分らしさを追求し、あることがきっかけで栄養士になることを志す。そして、人と人とを繋ぐために奮闘する様を描く物語だ。さっそく、第36話を振り返ろう。(文・野原まりこ)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価】
気持ち一新、神戸へ
佳代(宮崎美子)や陽太(菅生新樹)に見送られ、結(橋本環奈)は糸島を旅立った。
震災から12年経った神戸はかつての賑わいが戻り、商店街にはアーケードが設置されていた。結たちが店の前に到着するや否や、米田家を温かく迎えた商店街の面々の勢いに圧倒され、悲しい思い出に浸る隙もなかった。
聖人(北村有起哉)に様子を尋ねられた結は悲しみよりもワクワクの方が優っていると返すが、愛子(麻生久美子)に彼氏の四ツ木(佐野勇斗)が大阪にいるからその方が都合がいいことをばらされる。そうして、米田家の新しい生活が始まった。
いよいよはじまった神戸編。新しい章にワクワクする一方、これまでの思い出が詰まった糸島からの旅立ちに、SNS上では悲しみを隠せない視聴者も多く見られた。結を気丈に送り出す陽太が、電車が行ってしまった後に堪えきれずに涙ぐんでしまうシーンは感涙必至だ。「糸島とのお別れは寂しい。」「#陽太ロス」「陽太…..」「また出てほしいな、ハギャレンも陽太も」「偉いよ、陽太。偉かった。」など、陽太の男らしい姿に胸を打たれた人が続出していた。
一方で「気持ち新たになった!」「神戸の人達が明るく迎えてくれて嬉しい。」「今週はどんな週になるかな。」など、新たに始まる神戸編への期待も高まっている。
(文・野原まりこ)
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