男たちの色気だだ漏れ…セクシーすぎて視聴者を虜にしたキャストとは? ドラマ『潜入兄妹』第6話考察レビュー
text by 浜瀬将樹
竜星涼と八木莉可子がW主演を務める日本テレビの土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』(日本テレビ系)が放送中。父を殺した犯人に復讐を誓う兄妹が日本最大級の詐欺集団 “幻獣”に身分を隠して潜入する。キャストの色気があふれ出した第7話のレビューをお届け。(文・浜瀬将樹)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】
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【著者プロフィール:浜瀬将樹】
1984年生まれ。フリーランスの編集・ライター。映画、ドラマ、バラエティー番組の会見取材、俳優さんや芸人さんなどのインタビュー、ドラマや俳優さんのコラム、お笑いのライブレポートなど、エンタメ系を中心に執筆している。
フルボッコなのに美しい…。
色気がカンストを起こした及川光博
ドラマ・映画界には、年齢を重ねたからなのか、さまざまな経験をしてきたからなのか、もしくは最初から持っていたものなのか……時が経つにつれて色気が増していく俳優がいる。本作に出演中の及川光博もその1人だ。
今回はシチュエーションも相まって、さらにセクシーに感じるシーンがあった。
第7話の冒頭、入間慎之介(及川)が、詐欺集団「幻獣」の一味に捕まった。入間を殺害するようナイフを渡されたのは、渡良瀬貴一(竜星涼)。玄武(吹越満)、朱雀(白石聖)、白虎(黒谷友香)から「殺し初めて?」、「ビビってんの?」と追い込まれた貴一は「こんなの必要ねえ」とナイフを捨て、素手で入間の顔面を殴りはじめた。
そこでGPSが転げ落ち、警察がやって来たことで退散。難を逃れた。これは、貴一と優貴(八木莉可子)が仕組んだもの。「幻獣」の一味に入間が捕まったと知った優貴が、GPSを使用することを提案したのだ。
その後、貴一は顔を腫らした入間と再会。入間は苦笑いを浮かべながら「まさかあんなに本気でボコられるとは思わなかった」と言いつつ、感謝を述べた。
90年代からそのセクシーさでファンを魅了している及川だが、今回は顔の怪我×メガネあり・なしの2パターン×スーツの緩み具合×拘束など、さまざまなかけ算が生じたことで、色気がカンスト(最高到達点)を起こした。
本作撮影中に誕生日を迎えた及川も今年で55歳。年齢を重ねるたびに、色気が増しているように感じる。