「ギャルすぎてオファーするか迷ったらしい(笑)」
『おむすび』ルーリー役が決まるまでの経緯
ーーーみりちゃむさんは、現在NHKで放送されている連続テレビ小説『おむすび』に出演されています。出演にはどのような経緯があったのでしょうか。
「事務所からオーディションを受ける話が来たんです。かなりの倍率だったんですが、何とか最終選考まで勝ち抜いて…でも、ギャルすぎて、オファーするかどうか迷ったらしいです」
ーーーギャルすぎた!(笑)
「そんなことがあるんだと思いますよね(笑)でも、ギャルのリーダー役である、ルーリーこと真島瑠梨役で『改めてお願いします』とご連絡をいただき、ルーリー役に決まりました(笑)」
ーーー複雑な経緯があったんですね。みりちゃむさんご自身、『おむすび』のストーリーは気に入っていますか?
「もちろんです! 『おむすび』は2004年のころが舞台背景なので、元ギャルだった私の母の世代よりもう少し後のギャル世代なんです。私は2002年生まれなので、母と私のちょうど間、ギャルが絶滅しかけている時代の話で、とても新鮮に感じました」
ーーー現場の雰囲気はいかがでしたか?
「私は、主人公・結(橋本環奈)の姉・歩(仲里依紗)が結成した『博多ギャル連合(ハギャレン)』の現総代表長として、結をサポートしていく役柄なのですが、舞台となった糸島が本当に空気もきれいで、野菜も美味しかったです」
ーーー監督から、演技指導はありましたか?
「それが、まったくありませんでした(笑)監督曰く、ギャルが出来上がりすぎているとのことなので、『ありのままの、みりちゃむでいい』と言われました」
ーーー初めての連続ドラマ出演となりましたが、特に意識したところはありますか?
「セリフをしっかり覚えるのもそうですが、もっとギャルっぽさを増すように工夫しました笑」
ーーー女優・みりちゃむさんの今後が楽しみです。
「ありがとうございます。普段の“みりちゃむ”は、はっちゃけているイメージが強いと思いますが、本作では、それ以外の部分もルーリーを通して演じることができたので嬉しいです」