ほこ美、お願いだからはやく目を覚まして!
確実に、“何か”ありそう…と思っていた悟は、やはり大地(大東駿介)の弟なのだろうか。だとしたら、故意ではないにしろ兄を殺した海里と同居しているのはなぜ? 過去に、「あの人(=海里)、人殺してるんです」と撫に明かしていた描写もあったし、大地と海里の関係性を知らないわけではないはずだ。もしかすると、復讐をするためにそばにいる…なんて可能性もあるのだろうか。
半年前に別れたはずなのに、海里は今でもほこ美のことを話すとき表情がとっても柔らかくなる。それを見抜いたほこ美の母・明美(斉藤由貴)に「なのに、素直に自分の気持ちを伝えないのはどうして?」と聞かれたとき、海里は「助けてもらってばっかりだから」と返していた。「ほっこーは割に合わないですよね。俺といるときは、いつも泣いて、辛い思いをさせてしまって…。俺じゃなければ、もっと幸せになれるはずなのに」というのが、海里の本音なのだろう。
しかし、明美が「勝手に身を引くなんて、そんなん海里さんの自己満じゃん! ほこ美の人生なの! あなたが決めることじゃないの!」と言っていたように、海里と大葉どちらといた方が幸せになるのかは、ほこ美自身が決めることだ。
「手放したくありません」
そう気づいた海里が、ほこ美に本当の気持ちを伝えようとしたのに、ほこ美は出稽古でフックをくらって意識を失ってしまった。当初聞いていた選手ではなく、レベルが違う選手がやってきたのは、悟の仕業なのだろう。「佐藤ほこ美をKOしたら100万払います」というメッセージを送っていたのが悟だと分かった瞬間は、ゾワっとしてしまった。ほこ美よ、お願いだからはやく目を覚ましてくれ!
(文・菜本かな)
【関連記事】
【写真】小関裕太に沼る…貴重な未公開写真はこちら。ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』劇中カット一覧
玉森裕太の視線に愛を感じる…思わず「手慣れてる」と思った胸キュン場面とは? 『あのクズを殴ってやりたいんだ』第7話考察
キュンが止まらなかった…悶絶必至の玉森裕太のキスシーンとは? 『あのクズを殴ってやりたいんだ』第6話考察レビュー
【了】