ホーム » 投稿 » ドラマ » 愛ゆえの行動がモンスターに…ジェシー”杉浦”が目指すべき弁護士としての成長とは? ドラマ『モンスター』第7話考察レビュー » Page 3

杉浦から亮子への信頼が見えてきた…。

『モンスター』第7話 ©カンテレ
『モンスター』第7話 ©カンテレ

 里佳子の感電事故は、故意によるものだったため、他の誰かを訴えることはできないが、杉浦は、亮子からの助言も受けつつ、里佳子の真意を聞き出すことに成功した。

 ここまでで、杉浦が依頼をまともに受けたのは今回が初。最初は、亮子には頼らない! と決めているかのような態度だったが、なんだかんだちゃんと亮子の言葉に耳を傾けていた。

 もしかしたら、杉浦の弁護士としての成長は、冴えわたる頭脳で裁判に華麗に勝利! することではなく、プライドを捨てることのなのかもしれない。

 序盤こそ「自分は東大出身、自分が先輩」という主張が見えていたが、亮子の話に半信半疑ながらも、段々と信頼してきている様子が分かる。

 人は、自分はすごい! と思いこんだままでは成長はできない。亮子がそこまで意図していのかどうかは分からないけど、どこか肩の力が抜けた杉浦は、亮子のいい相棒となりそうだ。

 杉浦本人がそこを目指しているわけでは無いのだろうが…。

(文・ふくだりょうこ)

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