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松下洸平“コウタロウ”の気になる過去

ドラマ9ボーダー第2話より ©TBS
ドラマ9ボーダー第2話より ©TBS

第2話も、キュートさ全開だったコウタロウ(松下洸平)。これまで松下は“お兄さんキャラ”を演じることが多かったように思えるが、年下(ではないのかもしれないけど)男子みのある役柄も、見事にハマっている。あどけない表情や、子どもっぽい仕草。コウタロウは、“見たことがない松下洸平”が詰まっているキャラクターだ。

カッコ良くて優しくて、マイナスイオンが出ていて癒される。筆者が七苗の友人だったら、「もう、はやく付き合っちゃいなよ!」と全力応援したくなるような素敵男子なのだが……。一点だけ大きな(というか、大きすぎる)問題が。

事故により、過去の記憶を失っているだけなら、まだいい。ただ、事故に遭う前のコウタロウが、どうやらかなりヤバい奴っぽいのだ。

公園で誰かと言い争っていたとか、怖そうなオーラを放っていたとか。さらに、預金が1億円もある。真っ当な仕事をして手に入れたのならいいけれど、危ないことで得たお金だったら……。しかし、あまりにも可愛すぎるので、七苗が沼るのも無理はない。

第2話では、夫と別居中の長女・六月(木南晴夏)と、浪人生の八海(畑芽育)にも、恋愛面で大きな進展があった。六月は、自身が所長を務める会計事務所で働く新米弁護士・朔(井之脇海)のことが、ちょっぴり気になり出した様子。八海は、マッチングアプリで出会った祐輔(兵頭功海)からのプロポーズを断り、ずっと想いを寄せてきた陽太(木戸大聖)に向き合うことに……?

恋愛に仕事に家庭に……。人生は悩みが尽きないもの。あつ子(YOU)が言っていたように、結婚する人しない人、子どもを産む人産まない人、みんな幸せになれ!

(文・菜本かな)

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