七苗とコウタロウの気持ちが通じ合う…。
『9ボーダー』第4話では、ついに七苗とコウタロウ(松下洸平)の気持ちが通じ合った。初めて2人で出かけた日に、コウタロウから「俺のこと、好きになっていいよ」と言われた七苗が、今度は「わたしのこと、好きになっていいよ」と間接的な告白をする。
そして、「もうとっくに大好きだよ」と返すコウタロウが尊い。好きではなく、“大”好きと言うところが、彼の沼ポイントだ。
ただ、手放しで喜べないのは、七苗が結婚を考えている描写があったから。コウタロウはいい人だけれど、記憶喪失になる前、どのような生活をしていたのかまったく分からない。もしかすると、結婚しているかもしれないし、どこかに家族がいて彼のことをずっと探している可能性だってある。
しかし、七苗はもうそんなことなんてどうでもよくなっているのだろう。過去、彼が何をしていたのか分からない。将来、離ればなれになってしまうかもしれない。でも、今この瞬間、彼のそばにいたい。
生真面目な七苗は、いつも将来のことを考えて、不安になったり孤独を感じたりしてきたけれど、コウタロウに出会ってから“今”を全力で楽しめるようになった。