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映画『カラオケ行こ!』で話題沸騰中
齋藤潤が登場!

『9ボーダー』第4話より ©TBS
9ボーダー第4話より ©TBS

そして、七苗に片想いしている陽太(木戸大聖)に片想いしている八海(複雑すぎる)。末っ子の八海は、お姉ちゃんたちからいつまでも子ども扱い。恋心を寄せる陽太からも、“妹分”と言われてしまう。

そのイメージを打破するために、七苗のことで傷ついている陽太を後ろから抱きしめてはみたものの、「つい、慰めちゃったよ! あまりにも可哀想すぎて!」なんて嫌味を言っちゃうから、好意を抱いていることに気づいてももらえない。

陽太にとって八海は、10個下の妹のような存在だ。出会ったのが大人になってからだったら、10個差なんてそこまで気にならないかもしれない。しかし、2人は幼ななじみだからこそ、むずかしい。

陽太は、八海が幼いときから、ずっと彼女の成長を追いかけてきたのだ。今さら恋愛対象として見てもらうには、かなり大きなアクションを起こさなければならないだろうし、失敗すれば今のいい関係も失ってしまうことになる。

今のところ、三姉妹のなかでパートナーがいるのは七苗だけだが、彼女の恋は前途多難。さらに、第4話のラストには、おおば湯を探す“謎の少年”が現れた。

演じているのは、綾野剛と共演した映画『カラオケ行こ!』(2023年)で大きな話題を集めた齋藤潤。確実に、“何か”を抱えていそうな新キャラの登場で、物語はどのように変化していくのだろうか。謎の青年が失踪中の父の隠し子だったりしたら、波乱の展開になりそうだが……果たして。

(文・菜本かな)

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