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”期待の新星”齋藤潤の憂いを帯びた瞳

『9ボーダー』第6話より ©TBS
『9ボーダー』第6話より ©TBS

“三姉妹の弟”九吾を演じている齋藤潤は、綾野剛と共演した『カラオケ行こ!』(2024年)で大きな話題を集めた16歳。まだそこまで多くの作品に出演しているわけではないが、何年後かには演技派俳優として名を馳せている予感がするので、チェックしておきたい新星だ。

齋藤は、憂いのある表情がうまい。思春期特有の鬱屈とした気持ちを、瞳の揺れでうまく表現することができる。『9ボーダー』でも、口では生意気なことを言いながらも、心の奥では“助けて”と叫んでいるような。瞳の奥まで神経を尖らせた繊細な演技が印象的だった。

そんな九吾が新加入した大庭家。銭湯リニューアル計画や、六月(木南晴夏)と朔(井之脇海)の恋愛はどうなるのか? など気になる部分がたくさんあるが、なかでもコウタロウの正体は七苗のみならず大庭家全体を揺るがす大問題になってくるだろう。

第6話のラスト、八海がSNSに投稿したコウタロウの歌唱動画が、異常にバズっていた理由とは……。次週の放送が待ちきれない!

(文・菜本かな)

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