木戸大聖演じる“陽太”が可愛すぎる!
そんな三姉妹を取り巻く男性陣が、あまりにも魅力的すぎる。わたしがとくに推したいのは、七苗の幼なじみの陽太(木戸大聖)。
木戸といえば、2022年にNetflixで配信された『First Love 初恋』(Netflix)でブレイクを果たし、“国民の初恋”と呼ばれているいま大注目の俳優だ。
2023年放送の『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)では、既婚者をメロメロにしてしまう年下男子を演じていたため、可愛いキャラが得意分野なのかと思っていたが、陽太のように兄貴的な要素がある役柄もハマっている。
陽太は、おそらく(というか、確実に?)七苗のことが好きだ。七苗の口から“彼氏”というワードが登場したときに、「えっ……」とショックそうな顔をしていたし、何かと気にかけている様子が伝わってくる。
ただ、七苗は陽太のことをまったくといって意識していないのが、切ないところ。
陽太に、「久しぶり」と声をかけられて、「えっ、そうだっけ?」と返すということは、“最近、陽太と会ってないなぁ”と考えることもない。会えたからといって、特別感のある存在ではないのだろう。
そんな陽太に片思いをしているのが、三女の八海。陽太からしたら、10歳も離れている上に、小さいころから知っている八海は、恋愛対象外なのだろう。
だから、「ちなみに、俺もちゃんと心配してる」「なんかあったら、マジで連絡しろよ」など、無自覚で思わせぶりな言動をしてくるのがずるい。
陽太にとっては、ただ“妹”に言っているような感覚なのだろうが、八海はいちいち振り回されてしまうのだ。
八海の鼻についていたソフトクリームを拭き取ってあげて、「赤ちゃんかよ」と兄貴ムーヴをかましてきたところ、八海に感情移入してしまって苦しくなりました。八海は、もう19歳! 子どもじゃないんだよーー!