松下洸平が発するマイナスイオンに癒される
そして、もともと沼要素が強い松下洸平が、“萌え”が詰まりまくったキャラクターを演じているのが恐ろしい。演じているコウタロウは、階段から落ちて記憶喪失になっている(春クール、記憶喪失設定が多すぎ!)。
本当は寂しいのに、「それなりにバランス取れてるんで」と強がる七苗に、「うそ。本当は寂しい?」と優しすぎる声で問いかけたり、「大丈夫、素敵な人だから。幸せになるよ。きっと」と励ましてくれたり。
挙句の果てには、「俺のこと好きになっていいよ」と好きになる許可までくれたり! こんなドSな台詞も、優しく感じさせてしまう松下洸平のマイナスイオン、恐るべし。
ただ、コウタロウは確実に“何か”ある。階段から落ちたのは、トラブルによる傷害事件ではないか? と疑われているということは、ポワポワなコウタロウに裏の顔が……?
初回から、共感とキュンが詰まりまくっていた『9ボーダー』。新米会計士・朔(井之脇海)と六月の関係も含めて、大きく動き出すであろう第2話も楽しみだ。
(文・菜本かな)
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