明墨の過去を解き明かす鍵を握る「モモセ」なる女性
さらに第3話のラストシーンでは、赤峰が、毎月、手紙を送っていた謎めいた囚人との面会が叶い、「志水さん…ご無沙汰しております…」と語り掛けるまでが描かれた。第4話では、彼の本名が志水裕策(緒形直人)と言い、一家殺害事件の犯人として死刑判決が下っていたことも判明する。
それぞれの「正義」について、度々対立していた明墨と赤峰は、手段こそ違えども、悪に対しては許さないという闘志を燃やす同志であることが分かってきた。
さらに赤峰は、パラリーガルの白木凛(大島優子)から、明墨が5年前まで検事だったことを知らされる。この事実と、「このまま静かに死なせてください」と明墨に明かし、独房で死刑執行の日を待つ志水と関係はあるのだろうか…。
一方、紫ノ宮は、飼い主から捨てられた犬の保護施設を訪れ、そこで紗耶(近藤華)を目にする、さらに過去、「モモセ」なる女性が働いていたことをつかむ。彼女はすでに亡くなっていた。第2話で登場した明墨の墓参りのシーンで登場する名と同じ名字であることから、明墨とも何らかの形で繋がっていることを予感させるシーンだ。