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“狩山”木村拓哉をハメた黒幕は? 本格サスペンスに大興奮…ドラマ『Believe 君にかける橋』第2話考察&感想レビュー

text by 寺島武志

木村拓哉主演のテレビ朝日開局65周年記念作品『Believe -君にかける橋-』(テレビ朝日系)放送開始した。建設現場での事故によって実刑判決を受けた設計士の狩山陸が奮闘する希望と再生のヒューマンエンタメ。今回は、第2話のあらすじと本作の見どころを紹介。(文・寺島武志)【あらすじ キャスト 解説 考察 評価 レビュー】

キムタクの貫禄…初回の視聴率は今季の民放ドラマトップ

木村拓哉
木村拓哉Getty Images

主演に木村拓哉を迎え、「テレ朝開局65周年記念作品」として放送が開始された本作。4月期開始ドラマの中で、最も遅い第1話となったが、民放の連続ドラマで初回トップとなる世帯視聴率11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好スタートを切った。

ドラマ界で一時代を築いたキムタクが刑務所に入れられるという、ファンにとってはショッキングな設定や、大スケールで描かれた崩落事故シーン、事故の裏にある陰謀といったストーリーに、視聴者が惹きつけられた形だ。

その第1話では、会社を守るために、帝和建設社長の磯田典孝(小日向文世)に懇願されるがまま、龍神大橋建設現場崩落事故の全責任を被り、実刑判決を受けた狩山陸(木村拓哉)。

しかし、妻・狩山玲子(天海祐希)がガンを患い、もう会えないかもしれないと思った彼は、真実を明らかにすべく、弁護士・秋澤良人(斎藤工)に再審の相談を持ちかけるまでを描いた。

そして第2話、無実の罪を晴らすキーマンは、狩山が信頼し、“決定的な証拠”の設計図のコピーを託していた部下・南雲大樹(一ノ瀬颯)。しかし、南雲は「何も話すことはない」と告げたのを最後に、秋澤からの電話連絡をことごとく無視し、ベトナムへと栄転していく。

再審への道のりは険しさを極めていくが、そんな南雲の様子を、婚約者で、同じく狩山の部下である本宮絵里菜(山本舞香)も不審に感じるようになる。

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