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南雲、二度目の裏切り

俳優の斎藤工
斎藤工【Getty Images】

玲子は黒木らからの追及に、のらりくらりとかわすが、黒木は何かヒントを得たかのように飛び出していく。帝和建設社内でも大騒ぎとなるが、社長の磯田典孝(小日向文世)は、弁護士の秋澤良人(斎藤工)を介して、交渉をする企てをする。

一方、重要証拠の受け渡しを求める狩山からの暗号のようなメッセージを受け取っていた南雲は、証拠隠滅を狙う会社側との板挟みで、精神的に追い詰められていくのだが、意を決したかのように、狩山に会いに行く。場所は狩山の“大好物”である首都高の立体交差の橋の下。再会した南雲は逡巡した後、狩山に協力する道を選ぶ。

いったん帰宅した南雲。そこにはベトナムに転勤する南雲の引っ越し準備をしていた婚約者の本宮絵里菜(山本舞香)がおり、狩山に手を貸そうとする南雲を止めようとする。その南雲、そして絵里菜も黒木は監視対象にしていた。

絵里菜の説得が効いたのか、南雲は態度を180度変え、狩山への協力を断る。狩山は南雲から再び裏切られたのだ。しかし、南雲は引っ越し荷物の中から、龍神大橋建設中の写真を見付け、思いを巡らせる。

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