坂東に脅しをかけにきた帝和建設の常務・桑原
警察が捜査網を一層強化し、都内は検問所だらけとなった。刑務官の林について調べていた黒木が、梶田の助け舟によって、林が6年前の刑務官宅放火事件の被害者であることを知る。この二つの事件の裏に、榛名都知事の関与があるのではと疑念を持ち始める。
一方、磯田、秋澤と会食をしていた榛名都知事は、龍神大橋建設から帝和建設を外すと一方的に通告する。官僚時代からの仲だったのだが、「ご苦労様でした。先輩」のひと言であっけなく切り捨てたのだ。磯田は苦虫を嚙み潰すしかなかった。
坂東には帝和建設の常務・桑原(岩谷健司)が近付き、真実を話せば坂東組は潰れると脅しをかける。これによって坂東は告発を断念することになる。
坂東は、崩落事故を先導したのは専務の桑原であり、その裏には社長の磯田、そしてさらに奥には、もっと強大な権力があるはずだと狩山に私見を述べる。
「人生を怒りや恨みで無駄にするな」と狩山に刑期を終えるように説得するも、狩山は納得しない。坂東は、狩山たち発注側のゼネコンと自分たち受注側の下請け業者の間には埋められない溝があることを訴えるが、狩山は「俺はただの橋屋です」と言い残し、坂東の元を去る。