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警察が張り込む自宅へと戻る狩山

天海祐希
天海祐希【Getty Images】

 玲子は狩山に「家が一番安全だから、帰ってきて」と伝えるが、家には既に多数の捜査員が待機していた。国立署の梶田(片山友希)は「ご主人を騙すことになりますが、大丈夫ですか?」と気遣うが、玲子は覚悟の上で警察に協力していた。

 一方、謹慎が解けた黒木は、「捜査一課での仕事はこれで最後になる」と、上司に覚悟を伝え、再び狩山を追う。

 玲子は狩山が帰宅した場合、1時間だけ2人の時間が欲しいと警察に頼み込む。そして、捜査員が突入態勢を整え、マンションを取り囲む中、狩山は帰宅。夫婦2人だけの束の間の時間が訪れる。

 互いに体を気遣う言葉を掛け合う2人。狩山は久しぶりの我が家を見渡し、何一つ変わっていないことに心が少し安らぐ。

 狩山の捕獲作戦が進む中、梶田は玲子が望むように、穏便な形で逮捕するよう願うが、陣頭指揮を執る白石(前川泰之)は、狩山を逃がせた汚名を挽回するため、大捕物を演出しようと考えていた。

 狩山は玲子に龍神大橋は磯田によって破壊されたことと、その裏で強大な権力が動いていることを激白。玲子は「磯田と刺し違えなさいよ!」などと夫を焚きつけるような発言を連発する。

 2人の会話は隠しマイクによって捜査員の耳にも届いており、一部始終を聞いていた。

 狩山は引き出しにしまってあった離婚届をすぐ出すよう玲子に懇願するが。離婚届が書かれたのは平成30年で折れたところが破れていた。玲子はなぜ離婚届を書くことになったのか思い出すように言う。

 その答えは、当時、マイホームの設計について玲子に質問された狩山が「小さい家の設計には興味ない」と話し、両者は険悪な雰囲気に。その勢いで玲子は離婚届を書いたのだった。

 「今なら家の建築も奥が深いと思えるのに」とつぶやく狩山を、玲子は半ば強引に机に座らせ、設計図を書くように誘導させる。

 その間、カメラの存在に気付く狩山。捜査員は一気に緊迫する。白石は、玲子が狩山に監禁されていると勝手に解釈し、突入準備を始める。

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