『探偵学園Q』同級生3人がついに共演
息子は自分がやると決めたことは最後までやり遂げると信じている治は、零が教師をやることにも反対しなかった。しかし、代わりに零が教師をしている間は藤堂校長に身を隠すよう頼んでいたことも明らかに。
実は、零は小学校5年生の時に事故に遭った後遺症で、その時の記憶を失っていた。その記憶に藤堂が関係していて、どうやら治は零が思い出すことを恐れている様子。
ちなみに零はその話を、校務員の内巻雫(神木隆之介)にも語った。内巻が話を聞き涙ぐんでいた時に現れたのは、英語教師の光井ひかる(志田未来)。2006年放送のドラマ『探偵学園Q』(日本テレビ系)以来、17年ぶりとなる3人の共演がついに果たされた。
実際に堀越高校の同級生である3人のコンビネーションはやはり抜群だ。内巻が零に泣かされたと思い込み、「何をされたんですか!」と2人に詰め寄る光井。零が「何もしていない!」と否定する中、内巻が嘘泣きしながら零のモノマネをすると、山田涼介が素で吹き出してしまう。
そんな山田に、光井もとい志田未来が「それを一回見せてください!」と振り、山田が内巻がやったモノマネを再現。本編とは少し離れたところで、懐かしい共演者とアドリブ演技を楽しんでいる様子が見てとれた。
だが、気になるのは光井が物語の最後に見せた意味深な視線。第1話でも内巻が零に対して同じような視線を向ける場面があった。もしかしたら3人は本作でも同級生で、零が忘れている記憶に内巻と光井の姿があるのかもしれない。山田、神木、志田のさらなる共演シーンにも期待したいところだ。
(文・苫とり子)
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